証券口座は株式投資を始めるために必ず必要になります。でも世の中にはたくさんの証券会社があって、どの証券会社で口座を開けばよいかわからない方もたくさんいると思います。
そこで今回は、これから株式投資を始めようと考えている人や、株式投資の初心者の人におすすめのネット証券会社を紹介します。私自身が実際に口座を持っているネット証券について、おすすめポイントをお伝えしつつランキング形式でご紹介します。
なおここに載せている情報は2024年8月16日時点の情報になります。最新情報については必要に応じて各証券会社のHP等をご確認ください。
まとめ一覧
基本情報 | サービス | 取引手数料(10万円 or 1000ドル取引/回) | クレカ積み立て(5万円/月) | |||||||
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証券会社 | 口座開設 | 総合評価 | 使いやすさ | 単元未満株取り扱い | 国内株式 | 米国株式 | NISA | 単元未満株 | 還元率 | 対象カード |
楽天証券 | 口座開設は こちら | 95点 | ◎ | 東証, 1769銘柄 | 無料 | 0.495% | 無料 | 無料 | 0.5% | 楽天カード |
SBI証券 | 口座開設は こちら | 90点 | △ | 東証, 全銘柄 | 無料 | 0.495% | 無料 | 無料 | 0.5% | 三井住友カード |
マネックス証券 | 口座開設は こちら | 80点 | ◯ | 東証&名証, 全銘柄 | 99円 | 0.495% | 無料 | 売却時0.55% | 1.1% | マネックスカード |
楽天証券
楽天証券のメリット
- サービスの使いやすさ
- 取引手数料が無料
- 楽天銀行と連携すれば振込・出金の指示不要
圧倒的なサービスの使いやすさ
楽天証券の一番の良さは、Webとスマホアプリの使いやすさです。総合評価が2位のSBI証券と一番大きな差別化ポイントだと思います。
Webページが直感的にわかりやすい作りになっているため、株を購入するときや保有している株の内容を確認したいときに、操作で戸惑うことがほとんどありません。例えば、私は個別銘柄を購入するときは単元未満株を購入することが多いのですが、銘柄のトップページに単元未満売買用のボタンを表示してくれているので、単元未満株の購入方法がわからず困ることがありません。

また、購入株数を入力すると自動的に約定金額の概算を出してくれる機能もあるため、例えば10万円分の株を購入したい場合に、いちいち電卓を使って購入する株数を正確に計算しなくてもよいので助かっています。

SBI証券
SBI証券のメリット
- 東証全銘柄が単元未満株の対象
- 取引手数料が無料
東証の全銘柄が単元未満株で買える
東証の全銘柄が単元未満株で買えること。SBI証券のメリットはここに集約されているといっても過言ではないと思います。分散投資をするために1銘柄あたりの投資金額が数万円~数十万円ぐらいの規模であれば、単元未満株で株を購入することは多いと思います。そのときに東証の全銘柄が単元未満株の購入対象になっていることはとても重要です。

正直にいうと、手数料やクレカ積立等の他のサービスについてはSBI証券と楽天証券はあまり大差がないと思います。そうであれば、サービスが使いやすい楽天証券だけを使えば良いのでは?と思われるかもしれませんが、残念ながら楽天証券で買える単元未満株は、東証で取り扱っているすべての銘柄をカバーはしていないため、楽天証券では買いたい銘柄を単元未満株として買えないことがあります。
私はメインの証券口座は楽天証券を使っており、基本的には楽天証券で個別株を購入しています。楽天証券では単元未満株を取り扱っていない銘柄に関しては、SBI証券で購入するという使い分けをしています。
マネックス証券
マネックス証券のメリット
- 銘柄スカウターで銘柄検索
- クレカ積立の還元率が高い
- 東証と名証の全銘柄が単元未満株の対象
マネックス銘柄スカウターが強力
マネックス証券は銘柄スカウターという銘柄検索用のサービスを提供しています。特に10年スクリーニング機能を使えば、過去10年間までさかのぼって業績が好調な銘柄や、連続増配している高配当銘柄を見つけることができます。
私自身も10年スクリーニング機能をつかって、投資する個別銘柄を選んでいます。10年スクリーニング機能の使い方とおすすめの設定方法は以下のページで紹介しています。